釧路愛育協会 総合相談室
総合相談室 ― 役割と想い ―
釧路愛育協会は、長年この釧路の地で福祉の担い手として、さまざまな支援を実践してまいりました。その歩みの中で、既存の社会福祉事業だけでは、制度の枠組みから外れてしまう市民の方々や、複雑な地域の困りごとに充分な手を差し伸べられないことへのジレンマも感じておりました。
そんな理事長と職員の熱い思いが形となり、平成31年4月、地域における権利擁護体制の充実・強化を目的に【釧路愛育協会 総合相談室】を創設いたしました。認知症高齢者の増加や、障がいを持つ方々の地域移行が進むなかで、誰もが自分らしく暮らせるようサポートすることが私たちの願いです。
これまでは、福祉サービス利用援助事業(第2種社会福祉事業)を中心に活動してまいりましたが、さらなる一歩として、令和8年1月1日より新たに【法人後見事業】を開始いたしました。これにより、福祉を必要としている方の権利を守るための実践を、これまで以上に力強く推し進めております。
私たちは、職員の専門性を地域社会へ還元し、関係機関の皆様とも手を取り合いながら、誰もが安心して暮らせる地域福祉の実現を心から目指してまいります。
地域での生活を支える2つの役割
釧路愛育協会 総合相談室では、ご本人の状況に応じた2つの公的な仕組みを担っています。
【福祉サービス利用援助事業】は、自立した地域生活を継続するための日常的な意思決定を支えるものです。一方、判断能力の低下等により法的な権利の擁護が必要となった場合には、家庭裁判所の選任に基づき【法人後見事業】がその責務を果たします。
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【STEP1】福祉サービス利用援助事業
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【STEP2】法人後見事業
事業内容の比較
当法人が受任している各事業は、地域の関係機関と連携し、適切な手続きを経て運営されています。
| 比較項目 | 福祉サービス(STEP1) | 法人後見(STEP2) |
|---|---|---|
| 【STEP1】福祉サービス利用援助事業 | ||
| 主な役割 | ご本人の意思に基づいた「日常生活の支援」 | 法的な権限を持つ「正当な代理人」 |
| 利用の仕組み | 社会福祉協議会との連携に基づき契約 | 家庭裁判所の審判・選任による決定 |
| 支援の範囲 | 福祉サービスの利用手続き、日常の金銭管理 | 不動産・預貯金等の管理、身上保護全般 |
| 【STEP2】法人後見事業 | ||
| 主な役割 | 法的な権限を持つ「正当な代理人」 | |
| 利用の仕組み | 家庭裁判所の審判・選任による決定 | |
| 支援の範囲 | 不動産・預貯金等の管理、身上保護全般 | |
【総合相談室】まずはお気軽にお電話ください。
0154-46-8160【STEP1】福祉サービス利用援助事業の具体例
毎日の暮らしの中で、「これからどうしよう?」という小さなお困りごとを一緒に解消します。
- 日常的なお金の管理
公共料金や家賃の支払い、福祉サービスの利用料などの振込をお手伝いします。通帳をお預かりすることも可能です。
- 福祉サービス利用の同行
介護保険などの手続きに同行し、サービス内容を一緒に確認します。※実際の契約はお客様ご本人と行っていただきます。
- 大切な書類の保管
年金証書や実印など、失くすと困る大切な書類を安全な場所でお預かりします。
【STEP2】法人後見事業の具体例
ご自身での判断が難しくなった後も、「その人らしい暮らし」を法的な権利とともに組織で支えていきます。
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法的な代理人としての契約
福祉サービスの入所契約や病院の手続きなどを、ご本人に代わって「法人」として行います。
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財産全体の包括的な守り
不動産の管理や遺産分割、法的な手続きなど、重要な財産の保全を責任を持って担います。
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生活と権利の擁護
適切な医療や介護を受けられているか、ご本人の意思(思い)を尊重しながら、長期間にわたって見守ります。
