社会福祉法人釧路愛育協会

法人運営改善への取組と進捗状況についてのご報告

社会福祉法人 釧路愛育協会をご利用いただいている皆様、ならびに地域の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

当法人におきましては、発生した事案を厳粛に受け止め、二度とこのような事態を起こさないという強い決意のもと、以下の通り全力を挙げて法人運営の抜本的な改善と信頼回復に取り組んでまいります。

運営改善に向けた具体的な取り組みと現在の状況

2026年7月9日発表(最新報告) 進捗状況の更新

「虐待防止のための改善計画」の進捗状況(Web公開版)掲載について

令和8年6月3日に策定いたしました改善計画に基づき、現在進められている各取り組みの具体的な進捗状況を公開いたしました。当法人は、策定した計画を迅速に実行へと移し、今後もその進捗をリアルタイムで公表してまいります。詳細は、本ページ下部の【改善計画書 掲載エリア】よりご確認いただけます。

2026年6月25日発表 組織改革計画の策定

法人運営改善計画の策定および再発防止策の実施について

組織の透明性向上、風通しの良い組織風土の醸成、および再発防止を徹底するため、法人全体で取り組む具体的なロードマップを策定いたしました。本計画に基づく実施状況や今後の進捗につきましては、同日公開のPDF文書、および本ページにて随時ご報告を継続してまいります。

2026年6月23日実施 完了

全職員を対象とした「虐待防止および人権意識向上」に関する法人研修の実施

当法人が運営する施設の全職員を対象とした緊急研修を執り行いました。なお、当日勤務の都合等により出席できなかった職員に対しましては、研修の模様を録画した動画の視聴を義務付け、法人に所属する全職員への周知徹底と人権意識の厳格化を図っております。不適切な関わりの根絶と健全な組織風土の再生に向け、今後も本研修は定期的に継続開催いたします。

2026年6月18日 外部監督強化

「虐待防止第三者委員会」の設置および委員就任

法人外部の有識者等による客観的な監視・指導体制を確立するため、「虐待防止第三者委員会」を設置し、外部委員が就任いたしました。今後は同委員会による定例の査察や実地監査を受け入れ、運営の透明化とガバナンスの更なる強化を徹底してまいります。

2026年6月1日 現場特別介入

法人専門職による「虐待対応チーム」の発足および現場介入の開始

法人の専門職で構成される「虐待対応チーム」を発足させ、障がい者支援施設「鶴が丘学園」の支援現場への即時介入を開始いたしました。チームが毎日現場を直接点検・統括し、利用者様の安全な支援を実施するとともに、不適切な関わりや改善点を発見した場合はその場で即座に指導を行う体制を維持しております。

2026年5月21日 規程制定

「社会福祉法人釧路愛育協会 虐待防止対応規程」の制定・施行

法人内における虐待の定義、早期発見、通報、および発生時の対応フローを厳格に定めた「虐待防止対応規程」を制定し、同日より全面施行いたしました。全役職員に本規程の遵守を義務付け、組織的な権利擁護の基盤を明確化しております。

虐待防止のための改善計画書

令和8年6月3日策定 ※令和8年7月9日 進捗更新 社会福祉法人 釧路愛育協会

本改善計画書は、令和8年5月に発生した施設利用者への職員による暴行事件を厳粛に受け止め、今後二度とこのような事態を引き起こさないという強い決意のもと、再発防止に向けた具体的な取り組みとして策定いたしました。鶴が丘学園が適切な支援を提供できる施設へと生まれ変わるよう、法人一丸となり全力で取り組んでまいります。

改善計画書をPDFで表示・印刷する

※ホームページ公開にあたり、個人情報保護および利便性を考慮し、別添資料は省略しております。

1. 管理職等の虐待防止に向けた役割の明記

■ 管理者
  • 定期的な虐待・不適切支援の撲滅の表明
  • 副園長、課長、係長、主任に対する指導・統括
  • 各部署・委員会が機能不全に陥っていないか点検
  • 虐待防止委員の選出 (適切かつ実行力のある職員選出)
■ 副園長・課長
  • 管理者を補佐し、係長、主任に対する指導統括
  • 利用者支援の現場の点検
  • 安心安全カメラ映像の点検(毎日)
  • 虐待等の起こりえるリスクの分析と周知
  • 虐待対応チームとの連携・協働
■ 係長・主任
  • 課長を補佐し、職員への指導統括
  • 個別支援計画に基づくサービスが提供されているかの点検
  • 虐待等のリスクに対する現場ラウンド(毎日)
■ 全職員
  • 不適切支援を見聞きしたら上司または虐待防止委員に報告
  • 虐待防止研修の受講および虐待防止チェックリストに基づいた自身の振り返り(毎月)
■ 施設虐待防止委員会
  • 虐待防止委員会の開催 (毎月)
  • 不適切支援の通報窓口
  • 適切な支援の推奨と啓発
  • 虐待防止チェックリストの集計分析
  • 部署を入れ替えた現場のチェック
  • 身体拘束事案に対する、手続き・3要素審議・モニタリング
■ 法人虐待対応チーム
  • 施設への点検ラウンド (毎日)
  • 点検報告書の作成 (毎日)
  • 施設、虐待防止委員会に取り組みの報告、指導
  • 改善計画書の進捗モニタリング

2. 虐待対応チームおよび虐待防止第三者委員の設立

(1) 虐待対応チーム 発足・現場介入開始(6月1日)

法人内施設等において虐待事案が発生した際、当該施設に対して専門職で編成された虐待対応チームを派遣し、早急に支援、介護、保育の現場改善と組織改善を実施し、適正な施設運営を取り戻すため下記の業務に取り組んでいく。

  • ① 当該施設の聞き取り調査
  • ② 当該施設の虐待アセスメント
  • ③ 当該施設の職員と一緒に業務を担いながら、虐待および不適切支援・介護・保育の有無を点検する
  • ④ 該当するケースが確認された場合は速やかに責任者へ報告する
  • ⑤ 当該施設の虐待防止委員会へ参画し助言する
  • ⑥ 当該施設のチーム員とともに対応し、終結後も施設で虐待防止の活動が継続できるよう支援する
(2) 虐待防止第三者委員 選任完了(6月18日)

法人が実施する福祉サービスに係る、虐待を防止するための体制を整備することにより、利用者の権利を擁護するとともに、利用者さんやこどもたちが福祉サービスを適切に利用できるように支援するため虐待防止第三者委員を設置し下記の業務に取り組んでしていく。

  • ① 法人施設への不定期視察の実施
  • ② 法人施設への実地監査の実施
  • ③ 法人および施設に対する指導、助言
  • ④ その他虐待防止に必要と判断されること

3. 虐待等の通報、相談、報告のしやすい仕組みの構築 運用開始(6月23日)

職員の聞き取りにより、虐待等の行動を見聞きしても相談しにくい雰囲気があることが確認されたため、周囲に気づかれず相談や通報ができる仕組みを構築していく。

  • ① メールやICTにより携帯電話等から簡単に窓口にアクセスできるようにする ※6月23日実施の法人研修にて、全職員へ「通報・相談用専用フォーム」のQRコードを掲載した資料を配付し、同日より正式に運用を開始いたしました。
  • ② 施設に職員および利用者さん用の意見箱を設置する

4. 職員採用時の適性診断の実施 制度導入済

職員採用試験時に適性診断を導入し、その人の傾向を把握して福祉施設職員としての適性を客観的に考察する材料とし、試験の合否に反映させる仕組みを構築いたしました。

  • ① F&M Club 採用・適性診断 (パーソナリティ診断)を活用 ※今後の新規採用(新卒・中途)における選考フローとして正式に組み込まれており、応募受付時より順次実施いたします。

以上の取り組みを法人として実施し、毎月開催している経営会議および定時理事会、定時評議員会、法人監査等に改善の進捗を報告していくこととする。

公表文書バックナンバー

2026.06.12:暴行事件に関するお詫びと法人運営改善への取組について(報告) 最新報告 PDF >
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関係各位 令和8年6月12日
社会福祉法人 釧路愛育協会
暴行事件に関するお詫びと
法人運営改善への取組について(報告)

このたび、当法人が運営する障がい者支援施設「鶴が丘学園」の職員による暴行事件に関しまして、法人および施設の運営改善状況をご報告させていただきます。

当法人では、警察の捜査や行政からの指導に誠実に協力しつつ、支援現場の改善に向けた施策を早急に進めております。

具体的には、法人による内部調査を経て、法人の専門職による「虐待対応チーム」を発足いたしました。現在は毎日、鶴が丘学園の支援現場に介入し、点検および利用者様の支援を実施しております。その中で生じた配慮すべき点や改善が必要な部分については、同施設に対して即座に指導を行い、改善を図っている状況です。

また、法人より鶴が丘学園の管理職等に対し、虐待防止に向けた役割を明確に提示し、ガバナンスの再構築も実施しております。さらに「虐待防止対応規程」の制定にともない、「虐待防止第三者委員」を設置し、査察・実地監査の実施もあわせて開始いたします。

虐待に関するアセスメントから抽出された「虐待等の通報・相談・報告のしやすい仕組みの構築」におきましては、ICT(情報通信技術)を活用し、周囲に気づかれず相談や通報ができる仕組みを構築し、運用を進めているところです。

法人と施設において、これら様々な取り組みを継続していくことで、組織風土の刷新や福祉専門職としての倫理の定着を図るべく、法人一丸となって推し推し進めてまいります。

利用者様とご家族の信頼回復はもとより、社会福祉法人としての公共性と公益性を改めて自覚し、役職員一同、適正かつ透明性の高い法人運営に努めてまいる所存でございます。

誠に恐縮ではございますが、今後ともご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2026.05.27:職員逮捕事案に関するお詫びと法人運営改善への取組について(第二報) 第二報 PDF >
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関係各位 令和8年5月27日
社会福祉法人 釧路愛育協会
理事長 和田 敏幸
職員逮捕事案に関するお詫びと
法人運営改善への取組について

このたび、当法人が運営する障がい者支援施設「鶴が丘学園」に勤務する職員が、利用者への暴行容疑により新たに逮捕される事態となり、報道されました。

先日の職員逮捕に続き、重ねてこのような重大な事態を招きましたこと、被害に遭われた利用者様、ご家族の皆様に対し、心より深くお詫び申し上げます。また、関係機関、地域の皆様、ならびに日頃より当法人の運営に対しご指導・ご支援を賜っております関係団体の皆様に、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、法人を代表して深くお詫び申し上げます。

社会福祉法人には、利用者様の尊厳と権利を守り、安全かつ適切な支援を継続的に提供する社会的責任が求められております。しかしながら、相次ぐ職員の逮捕という今般の事態は、利用者支援に対する信頼のみならず、当法人の運営および組織管理体制に対する社会的信頼をも著しく損なう重大な局面であると認識しており、極めて重く受け止めております。

現在、捜査機関による捜査に対し誠実に協力するとともに、法人内においても事実関係の確認を進めております。また、本件を契機として、支援現場における権利擁護の実践状況のみならず、法人ガバナンス、内部統制、管理監督体制、人材育成体制、および組織内の情報共有体制等について、改めて検証を進めております。

今後につきましては、以下の項目を最優先の重点課題として、再発防止および法人運営の抜本的な刷新に取り組んでまいります。

  • 虐待防止及び権利擁護体制の再構築
  • 管理職を含めた指導監督体制の強化
  • 職員倫理及びコンプライアンス研修の徹底
  • 内部通報及び相談体制の点検
  • 組織的リスクマネジメント機能の強化

利用者様とご家族の信頼回復はもとより、社会福祉法人としての公共性と公益性を改めて自覚し、役職員一同、適正かつ透明性の高い法人運営の実現に向けて、全力を尽くしてまいる所存でございます。

誠に恐縮ではございますが、今後ともご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2026.05.21:報道に関する重大なご報告とお詫び(第一報) 第一報 PDF >
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令和8年5月21日
社会福祉法人 釧路愛育協会
理事長 和田 敏幸
当法人職員の逮捕に関するお詫びとご報告

この度、当法人運営施設である障がい者支援施設「鶴が丘学園」に勤務する職員1名が、ご利用者様への暴行の容疑により、警察に逮捕されるという事態が発生いたしました。

まず何よりも、被害を受けられた利用者様、ご家族様、関係者の皆様に対し、心より深くお詫び申し上げます。利用者様の尊厳と権利を守るべき福祉施設において、このような事案を発生させたことを、法人として極めて重大に受け止めております。

また、地域の皆様、行政機関、関係事業所の皆様にも、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、重ねて深くお詫び申し上げます。

当法人としては、本件を単なる一部職員の問題とは捉えておりません。管理体制の不備、不適切な支援を見過ごしてしまう組織風土、権利擁護意識の不足、専門的支援技術の未熟さなど、施設運営全体における深刻な課題が背景にあったものと認識しております。

そのため、法人として現在実効性のある再発防止策を構築中です。

当法人は、本件を深く反省し、利用者様の権利と尊厳を守る原点に立ち返り、組織全体で再発防止に取り組んでまいります。

今後につきましては、捜査状況および被害者様への配慮を最優先にしながら、必要な情報を適切に公表してまいります。

誠に申し訳ございませんでした。